報告:24時間トークカフェ#03津屋崎 その3:おでんダイアログ

日時:2016年10月7日(金)〜8日(土)
会場:AT-Garage(港区新橋6-18-3中村ビル1階)

@AT-Garage
2016年10月7日21:30~23:30
3.おでんダイアログ「わたしが愛する屋台」

大学を休学して津屋崎に1年住む、と決めた野瀬さん。縁あって津屋崎の「カフェ&ギャラリー古小路」で日替わり店主としておでん屋を出すことに。70年近くに渡りおばちゃんとおいちゃんが営んできた北九州市の屋台「はる屋」の味と思いを注いでいます。秘伝の味をいただきながら心地よい場づくりの本質について話し合う対話の時間を過ごしました。

〜セルミーこと野瀬瑠美さんからの事前にいただいていたメッセージ〜
「温かく手触り感のある津屋崎での毎日と、屋台で過ごした時間たち。不思議と人を引き寄せ、人が繋がってゆくふたつの場には何が在るのでしょうか...。わかりません。ぜひ”一緒”に、ああかな?こうかな?とお話できると嬉しいです。」

〜そして、終わった後にいただいたメッセージも〜
「今回、初めて芝地区にお邪魔させていただき芝の家はじめご近所ラボ新橋にお世話になり「東京にある温かさ」を初めて感じることができました。ラボの皆さんのお心遣いや私を受け入れてくださる懐の深さが、そう感じさせて下さったのだと思っています。
また、東京で津屋崎を語る津屋崎人たちを見て、改めて、仲間たちが「津屋崎をどう見ているのか捉えているのか」「今まで津屋崎と何を交わしてきたのか」「津屋崎に対して何を想っているのか」を知ることができ、とても大切な経験を頂きました。心から、ありがとうございました。」瑠美さんのブログはこちら「東京という地方」→
http://noserumi.hatenablog.com/entry/2016/10/12/140244
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冷やしおでん。厚揚げは地元・港区芝大門の紀伊国屋さんより仕入れました。

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おでんシスターズ。津屋崎ブランチで修行中の野瀬瑠美さんことセルミー&ご近所ラボ新橋マスターの八木和美さんことみずかさん。すっかり打ち解けて仕込みを共に。

〜ご近所ラボ新橋マスター八木和美さんことみずかさんより〜
今年の24時間津屋崎。昨年の上田に続いて深夜で脱落してしまいました。
が、今年はセルミー師匠(野瀬瑠美さん)の下で北九州市の屋台「はる屋」の味を再現すべく猫の手のお手伝い。東京で準備された具材はどれもこだわりが見える美味しそうなもの。二人で「おいしそー」と叫びながら準備していきます。プルンプルンの半熟タマゴの殻を剥くってなんて技のいる作業なんでしょう。いやぁ、何個貴重な卵を台無しにしてしまったことか!
本番の「おでんダイアログ」。元祖「はる屋」のおでんの種類の多さに比べて、まだ開店日も種類も少ないことが話題になったとき、山口覚さんが「やろうと思うこととやることはずいぶん違う」とコメントされました。そう、津屋崎の「はる屋」は、思いを行動に移したセルミーの覚悟が現れているおでんです。大らかで柔軟な彼女が、津屋崎に集う魅力的な大人たちから注がれるエッセンスでしなやかに成長していく姿を思い浮かべて、春までに津屋崎に行かなくっちゃね、との思いを新たにしています。

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