2024年6月30日(日)ご近所ラボ新橋、オープン10周年を記念して、周年行事の文化祭的企画「オープンラボ」が開催されました。
まずは事務局のりょうさん・せなさんより、オープンしてからちょうど10周年を迎えるご近所ラボのご紹介と10年の歩みについてのお話し!まだ棚も物もほとんどなかったころからのお写真なども併せてご紹介があり、最近のアットホームなラボを見慣れたスタッフからは感嘆の声が。。。?
「ご近所ラボ新橋10年を振り返るお芝居」が、ラボマスター(ボランティアスタッフ)や、イベント企画者、来場者らによって上演されました。
ラボではオープン当初から10年を経て現在もラボで活動を続けているマスターもいれば、最近企画を始めたという方もいらっしゃり、出会ったきっかけも、市民農園を探してたまたま出会ったという方から、まちづくりやワークショップに関心があって、という方まで、様々な方が関わって日々のラボをオープンしています。
そんなマスターやイベント企画者それぞれが、それぞれのきっかけでラボに足を運んで、実際に活動を始めるまでのお話を、事務局スタッフのせなさんが実話を盛り込んだフィクションとしてシナリオに仕立て、それぞれ本人でない人が、お互いの役を担当し上演しました。
企画にあたってはご近所ラボ新橋のプロジェクト立ち上げから初期の運営にマスターとして関わっていた長津結一郎先生(現九州大学芸術工学府准教授)をお招きして、何度かマスターと相談や、練習を重ね、当日の音響や演出などのサポートもしていただきました。
そのおかげか、普段のラボが、さながら劇場の舞台のように。
普段の家具は大道具や小道具に!
それぞれ個性的な登場人物に、来場者の皆さんから度々笑いが起こり、お芝居のようなラボの日常や、それぞれのマスターのことを来場者の皆さんやマスター同士も改めて知る一コマとなりました。
オープンラボ後半では、ご近所ラボ新橋プロジェクトの立ち上げメンバーであった
長津 結一郎さん (九州大学芸術工学研究院 准教授)、
運営団体代表の坂倉 杏介さん (東京都市大学都市生活学部 教授)をゲストにお招きしてのクロストーク
まずは立ち上げメンバーとして関わり、現在では九州大学で准教授を務めていらっしゃる長津結一郎さんより、当時の関わりや、現在のお仕事や専門分野(アーツ・マネジメント、文化政策学。障害のある人などの多様な背景を持つ人々の表現活動に着目した研究)についての簡単なご紹介と、文化施設としてのラボといった見方についてお話を伺いました。
その後代表坂倉杏介さんより、事業立ち上げの経緯やこの10年をふまえてのお話や、ラボる!(まずやってみる)経験の共有が無形の財産になっていくこと、どこでもない場所(何かひとつの目的にとらわれない場所)これからも続くラボの活動時間に向けて想いを馳せる時間となりました。
お2人のお話の後は、もちろん来場者の方同士で、感じたこと、考えたことなどをお話しする対話の時間。この日初めてラボにいらっしゃる方もいらっしゃれば、立ち上げ当初からラボに関わる方もいらっしゃり、それぞれの視点でのお話が盛り上がりました。
「お互いに学び合う、お話を聞き合うこと」も、ラボで大切にされてきたことのひとつです。
最後は今日この場に集まったみなさんで、集合写真📸✨
これからの10年、きっとまたいろんな仲間が加わっていくことでしょう!
これからもどうぞよろしくお願いします🙏