2016年度インターン生活動報告会!

先日、ご近所ラボ新橋をはじめ関連事業でインターンに参加してくださった学生による、活動報告会が実施されました。
インターンに参加してくれたのはそれぞれ

ようちゃん(明治学院大学文学部芸術学科 :芝の家)、

かなちゃん(慶應義塾大学商学部 :ご近所イノベーター養成講座)

そしてあすちゃん(東京都市大学:ご近所ラボ新橋)の3人。

2016年7月〜11月の5ヶ月間にわたり、日々の場づくりの体験や、プロジェクトの運営を経験しました。

 

印象的だったのは、修了後少し時間が経ったこのタイミングで活動報告会があったことで、一体自分は何に取り組んできたのか、そこでの体験がどんなものだったかを振り返り、言葉にとどめるよい機会になった、とそれぞれが口にしていたことでした。やりっぱなしにしない、ということは大事なのだなと、自分自身への自戒もこめて改めて感じました。
3人の場合、大学や自宅、アルバイト先などのほかで知らない大人たちと関わり合うことが少なかったようで、はじめその緊張感や恐怖、「どうしたらいいかわからなさ」を非常に強く抱いていたようでした。

が、プロジェクトへの関わりを通して、こんなことを感じたようでした。

 

「今回の参加自体が自分にとってものすごい挑戦だった。自分のことを知れた半年だった。」
「会社でもないのに、大人がこれだけ熱意を持ってやっているのすごいな、そうありたいなって感じた」
「何いってもいいやすい雰囲気で、だんだん、恐さもなくなって、自分がうまく馴染めなかったのを緩和させる力を皆さんに強く感じた」

「自分を生かす地域づくり、という言葉に惹かれた。最終的には自分でごはん屋さんの企画をするまでになって、気が付いたら応募時に求めていた答えに出会っていたような気がする」

「人のために時間を使う大切さ、誰かのために何かをやる大切さに初めて触れた」

「自由にしていいよと言われたら何をしたらいいのかわからなかった」(自由なことの不自由さに気がついた)

などなど、。。

 
また、報告会を聞きに来た参加者からも
学ぶ場所って教室じゃないんだね
こういう場に飛びこむ時、「やりたい、やろう」漠然とした思いはあっても踏み出せないことは多々ある。のに、一歩踏み出して体験したことがすごい
などの感想をいただきました。

 
事務局のせなが印象的だったのは、同席して下さった坂倉先生(三田の家LLP代表)の

こういう体験が極めて日常的ななかで起こっているということは、今日見守りにきてくれた皆さんの土壌がないとできないこと。
芽がでるときためにはフワフワした土壌やいろんな栄養 雨が降ったりが必要で、
もしかして学校的な教育では人はなかなか育てられないのかもしれない。
育つ人には育つ人の役割があって、「先輩が後輩を」、というようなある意味「教えたがる」学校化された社会の中で、そもそも育とうとするエネルギーに触れることが、
「学んだことは学んだぜ!」と思うような大人の側にもエネルギーを得られる機会だった。
(正確ではないですが)
といったような言葉でした。

 

 
普段、学生とのかかわりを日々の運営で持つのはなかなか難しく、また、来場してくれる層に多いかというとそうではなかったため、「新しく学生との関わりをとり持つきっかけになれば」と今年度初めて取り組んだ企画でした。
実際インターンには応募しなかったけれど関心があって、と来場してくれた方や、そのお知らせをきっかけにラボを知り、自分の興味と重なる企画に継続的に参加し、スタッフを希望してくれる方もうまれました。
やり方はまだまだ模索中で、かける手塩も丁寧に&たくさんではありますが、来年度も再び、取り組んでみようとの声が上がっています。
募集の際はまたお知らせをするかと思いますので、その時はぜひ、口コミをよろしくお願いいたします!

今年度関わってくれた3人に改めて、感謝感謝です。

ありがとうございました!お疲れさまでした。

IMG_3577

■ アーカイブ