暑さも和らいだ9月26日、「ご近所イノベータ養成講座」第8期が開講しました!
例年は、グループによる実践型のプログラムを実施していますが、社会的にも世の中の価値観も、パラダイムシフトを迎える今年は、地域の未来を描くシナリオ・プランニングをテーマに「特別編」として開講します。
さて、今年はどんな「ご近所イノベーション」のつぼみが生まれるのでしょう!?
この日、芝コミュニティはうすに集まったのは、書類選考や面接を経て受講が決まった19人の面々。「久しぶりに大勢に会うんです」「ちょっと緊張しています」と、「ドキドキ」「ワクワク」を共有しながらスタートしました。
▶︎チェックイン
まずは、「4象限」のワークから。部屋を一つの面に見立て、縦軸の北側を「元気」、南側を「だるい」、横軸の西側を「リラックス・スッキリ」、東側を「緊張・モヤモヤ」とわけ、自分のコンディションがどれに当てはまるか移動しました。
そして、ワンサークルに椅子を並べ、それぞれの顔を確認しながら自己紹介。呼んでほしいニックネーム、どこから来たか、今の気持ち、そして講座への期待をそれぞれ紹介しました。
▶︎講座のオリエンテーション
周りにどんな人がいるか確認した後は、担任の坂倉杏介講師から、講座についてのオリエンテーション。仕事・家庭の二分論ではなく、その「間」で何かできることがあるのでは、という問いに、受講生もウンウンと首を縦に振っていました。
▶︎対話1 これまでを振り返って
午前中の最後は、「エナジーカーブ」のワーク。これまでの人生について、どんな出来事があったのか、その時の気持ちのアップダウンなどをシートに書き込んだ上で4人1組となり共有していきました。自分の棚卸しをすると同時に、人の話を全力で聴くという時間を過ごしました。
▶︎講義と対話2:対話について
ランチを挟んで午後は、開校当初から講義を務めてくださっている、津屋崎ブランチの山口覚さんによる講義からスタート。
これから12月まで続く講座を受講するにあたっての心持ちとして、「対話」やアイデアをつなげる意義についてお話しくださいました。もっとも大事なことは、相手を論破することや言説の正しさを論証することではなく、異なることを尊重しながらの対話が重要というメッセージを伝えてくださいました。受講生は机に広げたクラフトペーパーに気づいたことや感じたことを書き出し、これまでの価値観を疑いつつ、改めて心の奥底で大事だと感じていることを言語化していきました。
▶︎ワーク「プラウド&ソーリー」
続いて、自分の棚卸として、「プラウド&ソーリー」というワークに取り組みました。プラウドとは長所や得意なこと、ソーリーとは短所や欠点を表します。それぞれ、シートに記入し、全員の前で発表しました。発表しながら、実は長所と欠点が同じことを言い換えていることに気づいたり、他の受講生と共感し合ったりしながら、自分を確認する時間となりました。
盛りだくさんの初日は、新しい仲間や学びとの出会いに胸が鼓動する1日でした。次回は翌日の導入合宿2日目。ワークやコミュニケーションをより深めていきます!