ご近所イノベータ養成講座、今年で第10期を迎えました!面接選考に通過した19名の受講生が芝コミュニティはうすに集いました。軽やかな音楽が流れる会場に続々と到着する受講生は、自分の好きな席に座り、多様な想いや心境を抱えドキドキしながら、講座の初日を迎えました。
まずは、港区芝地区総合支所協働推進課の前原弘也さんと担任の坂倉杏介さん、事務局スタッフからの挨拶を経て、「4象限」のチェックインが行われました。教室を一つの面に見立て、真ん中に原点、左右に今の自分の体調を表すx軸、前後に気分を表すy軸を引いた上で、「元気」「だるい」「ワクワク」「凹んでる」のぞれぞれのコンディションに合わせて移動しました。
続いて、ワンサークルとなって1人ずつ自己紹介を行いました。呼ばれたい名前と、今日はどこから来たか・なぜ来たか(受講の理由、期待していること)を全員の前で共有しました。その後、4人グループとなってお互い自己紹介をした上で、坂倉さんより講座の趣旨の説明を受けました。
午前中最後のワークは、生まれてから現時点までのエネルギーのアップダウンを線で描く「エナジーカーブ」。まずは自分の人生の起伏を表す曲線を描いた後、4人グループで順番にそれぞれのものをシェアしました。
お昼の休憩時間では、グループごとにランチに行ったり、「芝のはらっぱ」でお弁当を食べたりして、それぞれ自由に過ごしました。
午後の講座は、芝地区総合支所の前原さんのレクチャーからスタート。芝地区の特徴や取り組み、地域事業の中での本講座の立ち位置など、ユーモアな話し方でわかりやすく芝地区の状況を紹介していただきました。
次に、インタビューを通して相手をより良く理解する「ストーリーテリング」が行われました。「ストーリーテリング」では、話し手のこれまでの人生を振り返りながら、日々の行動を支える原動力を深掘りし、これからの自分の方向性を見据えます。まずは講座第1期修了生の廣升敦子さんからお話をいただき、10年前に講座を受講してから今日までの歩みと共に、自身に起きた変化やこれからへの期待をお伺いしました。そして受講生同士も、再び4人グループになって順番にインタビューを行い、それぞれの大切にしている思いや価値観を共有することができました。
このように対話を通じて、お互いを理解し合っていく時間を過ごしながら、講座1日目は幕を下ろしました。次回は翌日の導入合宿2日目、受講生同士の対話をさらに深めていきます!