第6期ご近所イノベータ養成講座_7講義とディスカッション3 ~多様な人を巻き込むためのコツ、無理なく活動を続けるための秘訣~

日時:2018年9月22日(土)
会場:芝コミュニティはうす

グランドレベル・田中元子さん

「日常に人の好きを発露させる」

「グランドレベルは、パブリックとプライベートの交差点。
そこが活性化すると、まちは面白く元気になる」

この日は、人のアイレベルにある1階(=グランドレベル)にまちづくりを展開する株式会社グランドレベル代表取締役社長の田中元子さんをゲストに迎えてお話をうかがいました。屋台でコーヒーを振る舞いながら、そこに集う人と「my public」を作ることが趣味という田中さん。1人ひとりの好きなことを街の中で「発露」させることが、まちを豊かにするといいます。そして、人の目や足をとめる、人の能動性を引き出すために、けっして大掛かりな予算やパフォーマンスを投じなくても、「仕掛け」と「アイデア」で工夫できることを伝えていただきました。というのも、田中さんが目指すのは、非日常ではなく、「日常づくり」。そのためには、関わる人の能動性や継続性が必要だと感じてきたからです。

「私たち、ちょっと日常と切り離して考えてたかも」
「好きなことをしていいんだ」
受講生は目を輝かせ、各チームの現状を田中さんにお話し、アドバイスをいただきました。

アイデアを形に、プロトタイプが始動

後半は、田中さんの話を受けて、各チームの企画のブラッシュアップと11月のシンポジウムで発表するためのプロトタイプについて検討しました。

触発されたチームの中には、当初の企画が白紙になるものや、ネーミングが全く変わるチームもあり、生みの苦しみを感じられる場面となりました。

最後に各チームでのプロトタイピングに向けてのスケジュールの発表があり、残された時間の活用と企画のクオリティアップに向けてメンバーが意欲を示していました。

各チームのプロトタイプが実施されます

各チームの企画がかたまり、10月からプロトタイピングが行われます。詳細は、追ってご紹介します。

港区パパ友の会
10月6日、20日(港区内某所)

『よっ寺っしゃい』
10月22日(港区内のお寺)

『いい芝だな アハハン』
10月20日(芝公園)

『チームサニー』
未定

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