防災奉行 ご近所イノベータ発プロジェクト

女性防災士コミュニティ「防災奉行」

 

ご近所イノベータ養成講座から生まれた「みなと防災奉行」では、Facebookを使って港区の防災情報を紹介し、防災の横のつながりを作る活動をしています。

「みなと防災奉行」https://www.facebook.com/minato.bousai.gi5/

女性5人のチームです。全員性格が男らしいのでチーム名も渋く「みなと防災奉行」にしました。


「町会やマンションの防災リーダーの意識=コミュニティの防災力」という港区の現状を変えたいと思ったのがきっかけで活動を始めました。地域間にある防災力の凸凹を平たくしたかったのです。凸凹を生み出している原因を確かめるべく多くの防災担当者の方に取材しました。見えてきたのは「防災の世界の縦割り構造」。防災担当者が横につながり、良い活動を共有するにはどうしたらいいか?チームで考え、たどり着いたツールがFacebookでした。
Facebookページでは港区の防災イベント、行政の取り組みなどを紹介しています。投稿を見てくださった方が「自分のコミュニティでも取り入れてみよう」と思ってもらえるような情報を投稿するよう心がけています。


半年間、投稿活動を続けてきて、いま一番感じているのは「男女で防災のフィールドが違う」ということです。投稿に対するコメントなどから男性は避難所の運営や防災訓練に力を入れている方が多く、女性は自分の家や家族を守ることに興味があるという傾向がわかりました。男女で得意分野に違いがあるのは当然のことですし、どちらも大切。私たちはこの気づきを通して「女性目線の活動にシフトすることでもっと私たちらしく地域貢献できるのではないか?」と考えるようになりました。
そしてチームで話し合いを重ね、みなと防災奉行を女性目線の活動に切り替えることしました。
活動内容は大きく分けて学び、実践、発信の3つです。
・学び=女性防災士の防災学習会
・実践=学んだ防災知識を生かした地域活動
・発信=Facebookページでの投稿
学習会では女性防災士で集い、おしゃべりし、身近な防災を学びます。学んだことを地域活動に反映、Facebookページで自分たちの活動を発信します。
この企画に賛同してくださった港区防災課さんにご協力いただき、7月に防災学習会を開催することになりました。いよいよみなと防災奉行が新しいフェーズに突入します。チーム名も新しくする予定で、決まり次第Facebookでお知らせします。
女性防災士の輪から地域の輪へ、そしてFacebookでもっと大きな輪に広がっていけるよう、チームで頑張っていきます。

ぜひ、「いいね」を押し、情報をご覧ください!

「みなと防災奉行」https://www.facebook.com/minato.bousai.gi5/

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