報告:まめラボ・オンライン#20「どうしてる?コロナ禍のお買い物」

20回目となる「まめラボ」のオンライン版ミーティング。春の気配が日毎に感じられる2月27日(土)、いつものように朝6時にチェックインです!
今回のテーマは「どうしてる? コロナ禍のお買い物」。
はじめの自己紹介では、この場で呼ばれたい名前、どこから入ってる? に加えて、最近感動したことを紹介しあいました。

まだ薄暗い夜明け前にベランダに出たら、煌々と満月が浮かんでいて感動したという人もあれば、冷蔵庫で萎びていたパクチーを試しに50度洗いしてみたらシャキっとなって感動したという人など、どんな感動も気持が豊かになるものですね。
そして、いつもの誘導瞑想の時間。
今回はメンバーのりょうさんが、内田百閒の「紅茶」というエッセイを朗読。
紅茶のうんちくを述べる人、お呼ばれした食事の場で、期待したビールの代わりに出てきた甘い紅茶など、「あるある」と思いながら聴く時間のあと、出席のみなさんの「お買い物」のエピソードや思いを聴く時間です。

まず、コロナ禍のしばりなく「最近買ったものは何ですか?」
いつも気になっていたお店に初めて入った買い物のこと、畑で見つけた「ご自由にお持ちください」と書いた看板ともにある大きな大根、誕生日に日常を離れて一人で大好きなスキーのレッスンに参加したこと、緊急事態宣言が明けた後に参加する予定のワークショップの代金を支払ったなど、モノだけではない買い物のご紹介もいただきました。

続いて「どうしてる? コロナ禍のお買い物」。
オンラインでの読書会が増えて、本を買う回数が多くなったという人、運動不足解消のために、いろんな人からのイチオシで買った「筋膜リリース」グッズ。ほぼ1年前、トイレットペーパーが買い占められて店頭から消えたあのとき、ご近所さんから「ないなら分けてあげるよー」と声をかけてもらったという人は、あらためて人とのつながりやメディアの功罪について考えさせられたそうです。
私はというと、激混みのスーパーマーケットに行きたくなくて始めたオーガニック野菜の通販のおかげで、栄養を強化されたタマゴはもう食べられなくなってしまいました。

世界中を激しい勢いで恐怖に陥れた新型コロナウイルスも、ワクチンの接種が始まりました。
まだまだ予断は許さないものの、近い将来、私たちはコロナ後の世界を生きることになります。
それはこれまで通りの、個人が自立することをよしとする世界観が闊歩する社会? それともみんなが幸せになることを模索するシフトチェンジが起こる社会なのでしょうか。
雑談する中で、どなたかが「新たな自分探しの旅が始まるんだ」とおっしゃったことが印象的でした。

次回は1ヶ月後の3月27日(土)。
いつものように早朝6時からです。
きっと、桜が満開でしょうね。

まめラボ:みずか

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