報告:まめラボ・オンライン#24「『父の日』に『お父さん』のこと、話してみませんか」

日時:2021年6月20日(日)6時
会場:それぞれの居場所から

6月20日(日)朝6時、第24回目の「まめラボ」オンライン。

8名のみなさんと、1日のはじまりをご一緒しました。今日は「父の日」に寄せて「お父さんや、お父さん的な存在」がテーマ。

いつもの瞑想の時間からはじまり、「お父さんのイメージ」、「父から受け継いでいると思うギフト」について話を聞きあう時間を過ごしました。

――・昭和的な頑固親父で、分からず屋。若い時にはよく反発したことも。庭や、鶏小屋などを自分でつくってきた父。子供のころから、一緒に手伝ううちに自分でもできるようになった。今も父の残した遺構があり、自分がつくったものと併存していて、思い入れがありくずせない。

・門限に厳しく、名前を呼ばれると何を怒られるのだろうと思う怖い存在。でも今思うと、娘を守るための不器用な父なりの愛情だったのかなと感じる。

父にもらった貝殻が、印象的なプレゼント。それから貝殻を集めている。最後の最後まで教育者だった父。父に手を取られて一緒に時を過ごした。

・あまり頼りにできないと感じる父。怖いとは感じず、たまに見直すことがあるくらい。父と母のためにお弁当や、料理をつくっていた。料理をつくるという体験をしていたのがギフトかな。

・漫画のクッキングパパのような。休みの日は夕方16時になると大皿料理を食卓に並べていた父。料理が得意で生きる実践的な力がある。ただ本音はヴェールで隠されているような感じ。

理科の先生で、生活のなかで小さな実験をしてくれた。あるものについて「何でこうなっているんだろう」と考える思考性をそうしたところから受け継いでいるのかも。

・怖くはないのだけれど、自分から自粛するような威圧感のある存在。家にいる時は遊んでくれたり、絵をかいてもらうの好きだった。

・独立し、人付き合いや遊びを通しコネクションをつくっていた父。道楽と話す母の影響もあって、子供心にどこか父が悪いと考えていたが、今振り返るとどうだったろうと思う。結婚した時に、本当に喜んで泣いてくれた。「豪快な人」。自分は父に似ていると思う。

・単身赴任で離れて暮らしていたのが良くも悪くもあった。人がよく、情にもろくフラットで現地でも人好きされる父。父が持つ本に影響を受けた。繊細さを受けついでいる。

・何でも自分で作る人だった父。子供のころ父の仕事の現場に同行して、そばで見ていた。語り合った記憶はなく、家からしばらく離れていたが、父の最後を自分が看取ることになって。その時間が父からのギフトだったと思う。――

家族のなかでの関係性や、状況によって「お父さん」との距離もさまざまで、一人一人イメージが違うのだなとあらためて実感します。

いつかの時と場所で、みなさんに受けつがれたものが何かを知ることで、それぞれの「お父さん」が感じられる時間でした。

…さてさて、次回「まめらぼ」の開催日やテーマは、ただいま企画中。近日お知らせいたします^^ !

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