うだる暑さが、どうやらひと段落した様子で本を読むのに調度いい時季になってきました。今日のまめらぼは9月11日(土)朝6時スタート。私は開始5分前にハッと目覚め、起きたてほやほやで参加しました…(笑)
第26回目「まめラボ」オンラインは「『読んでいないけど』気になる本」をテーマにした読書会です。(すでに読んでいて本も、もちろん大歓迎)自分の好みにあっていそうで手に取った本や、読もうとしたまま積ん読している本、最近関心をもって読んでいる本、おすすめの本などを紹介しあいました。
まめラボでは、最後に閉じていく過程で一人ずつ場を過ごしての思いを共有しますが、その「チェックアウト」の時間では面白かった~という声がたくさん上がりました。本を手に取るまでにはその方の好みや関心があって、本を読んで興味がさらに沸いて、また次の本へ…と、その方の関心の広がりを聴くのもたのしかったですし、また別の方から、それに惹起された新たな本の内容紹介があったりと、連歌ならぬ「連本」の時間が、心地よかったです。今日ご紹介いただいた本のリストがこちらです!ただ、ここには書けていない本や人の連想とが連綿と紡がれる時間が個人的にはとても面白かったので、読書会的なテーマをまたやりたいです…!
(ご興味がわいた方は、今度ぜひふらりとご参加を~!)
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佐藤真 『パリっ子の食卓 フランスのふつうの家庭料理のレシピノート』(河出書房新社)
※パリの日本語新聞「オヴニー」の人気連載からの選りすぐり
デボラ・グルーンフェルド 『スタンフォードの権力のレッスン』(ダイヤモンド社)
アレハンドロ・ホドロフスキー (著), メビウス (イラスト)『アンカル』(パイインターナショナル)
テッド・チャン『あなたの人生の物語』 (ハヤカワ文庫 SF)
ルース・ドフリーズ『食糧と人類 飢餓を克服した大増産の文明史』(日経BPマーケティング)
アンドレ・アンドニアン『マッキンゼーが読み解く食と農の未来』(日本経済新聞出版)
佐藤洋一郎『食と農の未来 ユーラシア一万年の旅』 (昭和堂)
鳥山石燕『鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集』(角川書店)
深沢七郎『楢山節考』 (新潮文庫)
深沢七郎『みちのくの人形たち』(中央公論新社)
福岡伸一『動的平衡: 生命はなぜそこに宿るのか』(小学館)
ジル・ボルト・テイラー『奇跡の脳 脳科学者の脳が壊れたとき』(新潮社)
須田桃子『合成生物学の衝撃』(文藝春秋)
ジェニファー・ダウドナ『CRISPR (クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見』(文藝春秋)
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次回のまめらぼのテーマや日程が決まりましたら、またご案内しますね!