『地域の多様な人を受け入れるってどういうことなんだろう?』
障害/健常、マイノリティ/マジョリティ、あなた/わたし
地域の多様な人ってどんな人でしょう?
その境界線っていったい誰が決めているのでしょう?
映画を観て、語り、考える。
映画『記憶との対話~マイノリマジョリテ・トラベル、10年目の検証~』上映会&トークセッション
https://www.facebook.com/events/268645473574127/
日時:2017年3月27日(月)19:00-21:30(18:30開場)
場所:ご近所ラボ新橋(東京都港区新橋6-4-2きらきらプラザ新橋1階)
入場無料|定員40名(申込順)
主催:ご近所イノベーション学校、ご近所ラボ新橋 (港区芝地区総合支所×慶應義塾大学)
協力:マイノリマジョリテ・トラベル・クロニクル実行委員会
■ 主催者より
地域の「多様な人」と言った時に想定されるのはどのような人でしょうか?
だれでも利用できる。と言った時の「だれでも」ってどんな人のことでしょう?
「多様性を受け入れる」って、どんな人がどんな人を受け入れるのでしょう?
さまざまな場面で感じる境界線と、その境界線によって生まれる障害や違和感について、
ひとりひとりがその人らしさを生かし、新しいまちづくり、コミュニティづくりを試す場“ご近所ラボ新橋”で、
上映会を通じて多様な人と共に語り合い、そのとらえ方について考えてみたいと思います。
■レクチャー:
長津結一郎
(2015年度ご近所ラボ新橋 月曜日「ご近所ダイバーシティラボ」マスター。九州大学大学院芸術工学研究院コミュニケーションデザイン科学部門助教)
■ゲスト:
樅山智子
(作曲家、マイノリマジョリテ・トラベル主宰)
佐々木誠
(映画『記憶との対話~マイノリマジョリテ・トラベル、10年目の検証~』監督)
■司会進行:相馬春菜
(ご近所イノベータ養成講座4期・2016年度修了生)
※当日のプログラム等詳細につきましては、決まり次第ご近所ラボ新橋FBページにてアップしていく予定です。
【ご近所ラボ新橋FBページ】
https://ja-jp.facebook.com/gokinjyolaboshimbashi/
【当上映会&トークセッション イベントページ】
https://www.facebook.com/events/268645473574127/
■アクセス
都営三田線「御成門駅」A4出口 徒歩5分。 JR「新橋駅」烏森口 徒歩12分。
都営大江戸線「大門駅」A5出口より徒歩10分。
※会場は車椅子でのアクセスが可能です。(スロープ、エレベータ、だれでもトイレ完備)
■お申込み・お問い合わせ
ご近所ラボ新橋(東京都港区新橋6-4-2きらきらプラザ新橋1階) HP : http://lab.gokinjo-i.jp/
TEL:03-6459-0789(月~木曜日 正午~午後4時) MAIL: gokinjo.inovation@gmail.com
※必ず件名に【申込・「記憶との対話」上映会】もしくは【問い合わせ・ 「記憶との対話」上映会】と入れてください。
■ 『記憶との対話~マイノリマジョリテ・トラベル、10年目の検証~』とは。
表現活動における〈障害〉の概念へ問題提起として、2006年に上演されたパフォーマンス作品
「東京境界線紀行『ななつの大罪』」※1 について、上演後10年、私達と社会の軌跡を検証するドキュメンタリーフィルム。
※1「東京境界線紀行『ななつの大罪』」
2006年、オーディションで公募したのは、「自らの特徴や背景が社会の構造から排除されているが故に、
生活において〈障害〉を経験したことがある人。そして、その〈障害〉を自己認識し、魅力と捉えてカムアウトした上で表現活動を行える人」。そうして、脳性麻痺、アルトログリポージスなどの身体障害のほか、性同一性障害、摂食障害、アルコール依存症、レズビアン、うつ病、在日外国人、元路上生活者など、様々なマイノリティ性を抱えた表現者たちが集まりました。
そうして、メンバーそれぞれのアイデンティティの文脈を訪ね合う〈旅〉を共有することから、公演はかたちづくられていきました。
異なる視点をもったメンバーたちが東京の複数の層を一緒に旅することで、〈マイノリティ〉と〈マジョリティ〉の立場が相対的であり、線引きはその場その場で移り変わるものであるということを身を以て体験します。そして、そのパラダイム・シフトの共同体験からパフォーマンス作品『ななつの大罪』を創り、発表しました。
【参考サイト】
映像制作プロジェクト概要:https://motion-gallery.net/projects/mmt-chronicle