報告:まめラボ発足&『いただきます』上映会

春はお豆のおいしい季節ですね。屋上菜園ではそら豆が美味しそうに実っております。さてこの春ご近所ラボ新橋では「まめラボ」というラボが新たに発足!どうぞよろしくおねがいいたします。

メンバーはご近所ラボ新橋においてそれぞれが、対話ラボ(八木和美)・アコラボ(廣升敦子)・クリエイティブリユース手しごとカフェ(加藤亮子)という切り口で既に活動をしているご近所イノベーション学校講座修了生の3人。

遡ること2ヶ月、3月5日のお話になりますが、映画『いただきます みそを つくる こどもたち』の上映会&トークイベントを企画、これを機にラボ発足となりました。



映画の舞台は福岡市にある高取保育園。
ここでは西福江園長のもと、教育の根本として、人の体をつくる大事な食事を「食育」という概念が一般的ではなかった時代から一貫して大切にとらえ、玄米和食を中心とした給食を実践してこられました。

5歳の園児たちが毎月100 キロ、園の皆が食べる味噌を仕込んでいます。日々のこどもたちの様子を1年間にわたって取材した中から生まれた映像作品、「食べること」「生きること」「自然の力」を改めて考え直すきっかけをくれる内容でした。


3/5の上映会では、上映だけだなく上映後に監督のお話を伺ったり、参加者同士での感想の共有をする対話の時間や、お味噌汁(お味噌は新潟の休耕田で育った無肥料・無農薬の大豆で作られたもの)を飲みながらの交流の時間を持ちました。

参加者は、小さなお子さんを育てている真っ最中の方や、有機野菜の販売を手がけている八百屋さんや、保育園で給食を作っている方や・保育士さん、近所にお住いやお勤めのミドル〜シニアの方々、近隣の子育て支援施設の施設長さんなどなど、鑑賞後それぞれが熱く語り合う時間が印象的でした。

まめラボでは今後も「豆」をきっかけに、「食」にまつわる想いや思い出を持ち寄ってお話をするような、そんな場をときどき開いていこうと計画中です。

次回の開催も決まりました!2017年6月1日(木)11時〜16時です。
「オープンラボウィーク2017」というご近所ラボ新橋のことを紹介する期間での開催になります。お豆をことこと煮ながら、ゆっくりお話できれば、と3人でお豆にまつわる本などと共にお待ちしております。

映画『いただきます』は自主上映会を通じて多くの方にメッセージを伝えていく形で上映の機会をさがしています。もしよろしければあなたの町で、お店で、学校で上映をしませんか。映画の背景や、自主上映会詳細は、こちらからどうぞ。
http://itadakimasu-miso.jp/takatori.html

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