第4期ご近所イノベータ養成講座レポート 5日目①アイデアを形に!共感を呼ぶアイデアの作り方1

日時:2016年9月24日
会場:芝コミュニティはうす

第4期ご近所イノベータ養成講座、折り返し地点となる合宿に突入です!
合宿での指導は毎年、福岡県福津市の津屋崎という街から山口覚さんにお越しいただいています。
山口さん、今年もよろしくお願いします!
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山口さんは2009年に津屋崎ブランチという地域おこしプロジェクトを立ち上げました。もともとは海水浴場として栄えていた津屋崎ですが、私鉄が廃線となり、高齢化と過疎化が進んでいました。山口さんが津屋崎ブランチを立ち上げて以来、移住者が急増、もともとの住民たちと一緒に本当にさまざまな活動が繰り広げられる、まさに「奇跡の街」ともいえる進化を遂げたのです。
それって山口さんが天才的で能力があって、たまたまできたことなのでしょうか?いえいえ、成功したのにはちゃんと理由があるのです。
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地方で活動するときに、都心の真似をするだけでは資金面などで絶対に勝てません。地方ならではの新しいことを「発明」する必要があります。では「発明」が起こる仕組みづくりをするにはどうすればいいのでしょうか?山口さんは、「対話」がとても重要だと言います。対話による交流が生まれる場所には、「発明」がどんどん生まれてくるというのです。
東京などの都心に住んでいると、人は「討論(ディベート)」が得意になってきます。自分の意見で相手を打ち負かす討論は、それによって自分の意見の正当性は証明されますが、自分の概念を超える「発明」は生み出せません。しかも、人口の多い都心では、討論した相手と仲が悪くなっても平気ですが、地方の小さなコミュニティではそうはいきません。この先何十年も同じ人たちと暮らしていかなければならないのです。
講義では、山口さんが進める「対話」によって生み出されてきたたくさんの事例が紹介されました。古民家での日替わりカフェや、浮き輪で泳ぎながらの住民会議、酒蔵でのコンサートなど、どれも移住してきた人ともともとの住民が一緒になって運営されているものです。
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山口さんの話に受講生一同アドレナリンが大放出!その後のグループごとのディスカッションでは、「どうしたら自分たちもこのような取り組みができるのか?」「港区と津屋崎の違いはなに?」など意見が飛び交いまくりました!
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机のメモ書きもびっしりです!
津屋崎についてもっと知りたい方は、10月7日から8日にかけて「24時間トークカフェ#03 津屋崎」というイベントが開催されます。その名の通り、24時間ぶっ通しで津屋崎についての講義やワークショップが行われます。もちろんお好きな時間だけ参加すれば大丈夫です!(笑)ぜひお越しくださいね!

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