第9期ご近所イノベータ養成講座の5日目はいよいよ、未来を構想するアイデア合宿に突入します。前回はオンライン講義だったため、受講生同士がリアルで会うのは1か月ぶりとなりました。開始から少し長めのチェックインの時間を取り、最近の出来事や関心ごとを1人ずつ振り返りました。
そして、今回も津屋崎ブランチ代表の山口覚さんをお迎えし、対話のルールのおさらいと、山口さんが実際に津屋崎でまちおこししている事例についてご紹介いただきました。受講生は4つのテーブルに分かれ、テーブルクロスのように敷かれたクラフトペーパーにメモを取りながら、真剣な表情で話を聞いていました。その後、話を聞いて感じたことをグループで共有し合いました。
午後のワークはプロジェクトメイクの方法からスタート。まずは個人で「好きなこと」、「地域の課題・求められていること」、「泣いて喜ばせたい人」をそれぞれ付箋に書き出したあと、それらをグループで発表し、まとめたものから1個ずつ選び、「場所」(芝の家、ご近所ラボ新橋、芝のはらっぱなど)も1つ選んだ上で、1つのプロジェクトを作り上げます。それぞれの項目を1つずつ絞るのは大変でしたが、これから自分で新しいプロジェクトを始めるためにはとても有意義な練習となりました。
最後にいよいよ、プロジェクトとチーム決めの時間を迎えました。自分でプロジェクトを立ち上げたい方はプロジェクト名を紙に描き、受講生全員に向けての1分間プレゼンを1人ずつ行いました。その後、プレゼンを聞いた方は入りたいプロジェクトを選ぶことで、チームが結成されます。今年は、「足湯プロジェクト」「ぐっすりラボ」「地球人の会」「みんなでファミコン」「得意なことのマッチングを地域で」の5つのプロジェクトを進めることになりました。出来立てのチームにそれぞれメンバーが集まり、最後は導入合宿2で行われた「プラウド&ソーリー」の内容を振り返り、メンバー一人一人が「チームが最高のパフォーマンスを発揮するために、自分はどんなことを心掛けるか」を共有し合いました。
明日の合宿2日目は、各チームでプロジェクトの詳細をより具体化していきます!