第9期ご近所イノベータ養成講座4日目「出現しつつある未来を捉える」

日時:2021年10月24日(土)
会場:ウェブ会議システム「Zoom」で

第9期ご近所イノベータ養成講座の4日目は、NPO法人ミラツク代表理事の西村雄哉さんをお迎えし、オンラインにて開催されました。今回のテーマは「出現しつつある未来を捉える」。やりたいことをまちにつなげていくために、自分の「問い」のデザインと人・地域との対話から学ぶ1日となりました。

午前中は、ブレイクアウトルームに分かれてのチェックインからスタート。その後、西村さんによる講義が行われました。西村さんによる自己紹介、NPO法人ミラツクを立ち上げた経緯やその取り組み、イノベーション(新結合)の生まれ方、価値の定義などを解説し、イノベーションや新たな価値を生み出すためには「世界の当たり前を問う『視点』」が大切であることを教えていただきました。その視点を養うためのワークショップも続いて行われ、人類学・哲学・社会学の140の個テーマから個人が関心のあるものを選び、ブレイクアウトルームで共有した後、今日特に注目してみたいテーマを一つに絞りました。その後、そのテーマ歴史や現状に関するWEB調査と、ペアインタビューによるテーマの掘り起こしをし、それらの結果に基づいた一人一人の仮の「問い」の設計も行いました。

お昼の時間は、それぞれの「問い」を持ってまちに出かけるフィールドワークも挟みました。町並みや行き交う人の観察を行い、大量なメモを取りながら考えを深める時間をそれぞれ違う場所で過ごしました。

午後では、オンラインホワイトボードツールのMURALを用い、フィールドワークで取ったメモを四象限で整理する個人ワークと、ブレイクアウトルームでの共有を行いました。そして最後は、お昼に作った仮の問いを、フィールドワークで見つけた「課題と可能性」と融合し、これから考えてみたいご近所のテーマを表した新しい「問い」をデザインしました。自分が深めていきたい「問い」を捉えた上で、次回は未来を構想し、アイデアを形にする合宿に突入します!

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