「第9期ご近所イノベータ養成講座」3回目のテーマは「コミュニティの未来形」。この日は、「私が取り組みたいテーマは何か」を自分に問いかけながら1日を過ごしていきます。午前中は、グループごとの課題図書のシェアからスタート。受講生たちは、事前に『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために その思想、実践、技術』、『コミュニティマネジメント』のいずれかを読んでレポートを持ち寄りました。テーブルごとに分かれ、何を感じたか、どんなキーワードに心惹かれたか、シェアしていきます。
「芝のはらっぱ」までお散歩し、「仕掛け」を作った方々のお話を聞きました
午前の部を終えると、さあ、芝のはらっぱまで出発です! 新橋6丁目から芝3丁目まで散歩して、芝のうえでお昼ご飯。「ここで何ができるか」を考えながら、再びご近所ラボ新橋へ。コミュニティの現場を実際に目にしたあと、北四国町会会長の杉山光敬さん、そして芝のはらっぱの運営に関わっており、講座の修了生でもあるいっちーさんとさとこさんをお迎えして、芝のはらっぱのなりたちやコミュニティの拠点として成熟させるまでの道のりを伺いました。
芝のはらっぱの未来、西千葉「HELLO GARDEN」
その後、千葉市にある「HELLO GARDEN」より西山芽衣さんをお迎えし、地域住民が自分たちの手でまちや暮らしをつくる実験を応援している様子を伺いました。住宅地の一角にある「まちの庭」で、マーケットが開かれたり、DJブースができたり、劇場になったり……。クリエイティブなシーンがどんどん生み出され、意図せず多様なひとたちが集う場になっている様子に、受講生たちは胸を熱くしました。
芝のはらっぱで何をしよう!?
豊かなインプットを経て、続いて自分たちに何ができそうかブレストをとおしてアイデアを出し合います。付箋にキーワードをだしていき、「いいね」とアイデアを重ねていくと模造紙にはたくさんの企画が! グループごとにまちの未来を想像しあう、尊い時間を過ごしました。
さて、次回はさらに未来を具体化していきます。どんな化学反応が起きるでしょう!