第9期ご近所イノベータ養成講座2日目「想いを実現するために知っておきたいこと」

日時:2021年9月26日(日)
会場:きらきらプラザ新橋

「ご近所イノベータ養成講座」の2日目は、福岡県の津屋崎千軒でまちづくりに取り組んでいる、津屋崎ブランチ代表の山口覚(さとる)さんをお迎えしてスタートしました。

「私とあなたから私たちに」

午前中に山口さんの活動やエピソードをお聞きし、その後、受講生が4つのテーブルに分かれ、ワークを進めていきました。まずは、山口さんから、グループで「対話」を行うことの重要性を教えていただきました。「対話」は「ディベート」と大きな違いがあり、「耳を澄ます」「否定も断定もしない」「答えは1つと思わない」「アイデアをつなげる」「心の変容を許す」の5つの条件により成立します。「対話」について、改めて考えるという機会を得た受講生は、模造紙に思い思いにメモを取りながら、とても真剣な表情で聞いていました。

ワールドカフェ「未来はどういう社会であってほしいか?」

午後のワークでは、午前中に学んだ「対話」の手法を実践するために、「未来はどういう社会であってほしいか」をテーマに、対話の手法「ワールドカフェ」を体験しました。テーブルを囲んで一人一人が思う「未来の社会の形」を話し合った後、各テーブルに2人残り、他の3人は別のテーブルに移動。自分の「国」の話をシェアしたり、他の「国」の話を聞いたりする「旅」に出ます。移動を3回繰り返した後、「旅人」たちは元の「国」(テーブル)に戻り、旅先で聞けた話をまた自分の「国」でシェアします。このような一連のワークを通して、「対話」の重要性を改めて実感することができました。

「プラウド&ソーリー」を洗い出そう!

最後のワークでは、自分の発揮できる強みや長所としての「プラウド」、弱みや少し欠けている部分としての「ソーリー」をそれぞれ洗い出し、全員の前で一人ずつ発表しました。皆さんが真摯な対話を行ってきたおかげで、一人一人が自分の「プライド&ソーリー」をありのままで開示することができました。仲間それぞれの長所と短所を認識することは、これからのワークを進めるにあたってとても重要なポイントになります。

次回は、「コミュニティの未来形」についての対話やワークをさらに深めていきます!

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