第7期ご近所イノベータ養成講座レポート1日目 やりたいことを地域につなげよう!ご近所イノベーション論序説

日時:2019年7月20日(土)
会場:芝コミュニティはうす

「導入合宿① やりたいことを地域につなげよう!ご近所イノベーション論序説」

本日、第7期ご近所イノベータ養成講座が開講しました。11月9日までの約5か月間、22名の受講生が共に学びます。午前中は講座の説明、「自分のこれまで」を知る時間、午後は講義と「自分のこれから」を知るワークが行われました。

講座の説明

これから11月9日までの5か月間の講座について「教わる場でなく学び合う場であること」「自分の本質を知りお互い敬意をもって関わることが大切」「楽しく挑戦し続けよう」などのコンセプトが説明されました。担任の坂倉先生のあたたかいお話が緊張している22人の受講生の心をゆるやかにほどいていきました。

四象限ワーク

横軸と縦軸に異なる感情(元気、だるい、ハッピー、もやもや)を配することでできる4つのカテゴリーの中で今の自分がどこに属しているかを見つけるワーク。自分の感情を俯瞰、可視化します。そして他の受講生の感情を知ることで親近感を感じ仲間意識が生まれていきました。

自己紹介

みんなで円になって座り、自己紹介。ルールは「今日のところはあえて職業は伏せて」。

エナジーカーブ

4人1組になってまずはそれぞれのライフイベントとその時の気分の上下を線で描き、グループに分かれて一人8分で共有します。話している人の話に他の人は耳を傾けるのが約束。一人目、二人目と共有が進むごとに膝が近づき、心の距離が近づくのを感じました。

午後はご近所イノベーション学校 学校長で慶應義塾大学経済学部教授の武山政直先生、株式会社ACTANT代表の南部隆一さんの講義のあと、ワールドカフェのワークが行われました。

武山先生の講義 

実際に世の中で動いているサービスをデザインすることを株式会社ACTANTで実践しつつ研究を進めていらっしゃる武山先生。サービスの語源や形態に始まり、サービスの仕組みをデザインすることの重要性、既存のサービスへ疑いを持つことが新たなサービスにつながるきっかけとなることなどをお話ししてくださいました。

南部さんによる「サービスデザインの事例紹介」

リビングラボ、まちづくりマップ、ママここプロジェクトなどさまざまな取り組み紹介を通して、

サービスとして成立させるために「点を線にする」、それぞれのメリットやゴールを意識することで「違和感のない参加を促す」など、受講生のこれからに役立つヒントをくださいました。

ワールドカフェ

対話、席替え、共有を繰り返すことで効率的に多くの情報を共有することで新しい考えを生み出すことができるワークショップ。5人1グループでテーマについて話し、模造紙にどんどんメモします。その後1人を残して席を移動、残った人は移動してきた人にその班での話の共有を繰り返します。最終的に全員が元のテーブルに戻り、各班で話されていたことを共有します。対話テーマは『わたしはこの地域でどんなふうに生きていきたいか?』。

・港区に対するイメージと実際の違い

・孤独死はしたくないけれど閉鎖的なのはしんどい。

・昔ながらのコミュニティと新しい人たちのコミュニティを阻むのは情報を仕入れる手段の違いかもしれない。

など港区ならではの意見が交わされました。

最後に振り返りが行われ、それぞれが1日の講義が終わってからの自分の気持ちを語りました。明日の導入合宿②も盛りだくさんの内容が予定されています。

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