7月29日(日)にスタートした第6期の講座、8月11日(土)実施の報告です。
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第6期ご近所イノベータ養成講座_②
講義とディスカッション1~地域をつくるコミュニティのちから~
◎ご近所イノベータ 小西さん
講座2日目がスタートしました。
午前中は、講座の第1期修了生のコニー(小西貴彦)さんに、ご近所イノベータ講座を受講したきっかけや、お住いのタワーマンションでのコミュニティ活性化のための活動についてお話を伺いました。自分がやりたいと思っていることと、住民にとっての想いを繋げたいと思って受講したこと、それが現在の活動に繋がっているとお話し頂きました。
その後、その活動であるお互いのオススメの本を持ち寄って交換する「ブックカフェ」を体験。
お互い共有していくうちに、自分が選んだ本と他のメンバーが選んだ本のテーマが重なったり、繋がっていたりすることも起こりました。
休憩時間には、皆さん興味深そうに他の方がおすすめされた本を見たり、パラパラ読んでみたりしていました。
◎港区役所芝地区総合支所職員 辻さん
つづけて港区や芝地区全体の特徴や、ご近所イノベータ講座を始めとする地域事業の位置付けなどを協働推進課担当職員の辻剛久さんよりお話し頂きました。
港区全体の特徴として、タワーマンションの増加などにより、若い層の居住人口が増加していることと、本講座を始めとした、地域事業の重要性が高まっているとお話頂きました。
<昼休み>
◎U理論2ループワーク 坂倉先生
午後は、課題図書『マンガでやさしくわかるU理論』をきっかけに、2ループについての理論の講義と体を動かしてのワークを行いました。
坂倉先生より、U理論は世界と自分の関係を問い直すものだというお話がありました。私は今どの立ち位置にいるのか、どこに向かおうとしているのか、なぜそこにいると感じたのかを実際にロープで2ループを作り、それぞれの方が「この辺り」というところに立ちながら、感覚的な理解を体験しました。
そして、グループで読んだ感想を話し合いました。目の前のことに集中できず、自分のフィルターを通して考えてしまいがちであること、なかなか他者と分かり合うことが難しいなど様々な感想が上がりました。
◎塩尻市役所職員 山田さん
その後、塩尻市役所 企画課 シティプロモーション係長の山田崇さんのレクチャーがありました。
公務員として勤務しながら、空き家を活用するプロジェクトであるnanodaや、全国で携わっている地域活性化の取り組みをご紹介いただきました。
空き家を借りて、しばらく住んでみることで周りの状況を観察すること。そのうえで、地域で何ができるか見えてくるとお話いただきました。気になることがあったら小さなことでもやってみること、続けていくことが重要だと分かりました。
さて、次回の講義からは、少しづつ実践に向かっていきます。
その第一歩として、傍観者ではいられない、気になること、「私にとってのザワザワ事例」を見つけ、共有します。皆さんがどのようなザワザワ事例を発見するのか、楽しみです!