「『聴くこと』を味わう2日間」
講師:橋本久仁彦
2/8(土)10時〜13時、2/9(日)10時〜16時(2日間)@芝コミュニティはうす
※応募多数のため、申し込みを締め切りました。多くの申し込みありがとうございました。
「聴くこと」をテーマに、基本的なコミュニケーションのあり方を探る講座です。カウンセラーであり、さまざまなワークショップのファシリテータをつとめている橋本久仁彦さんのご指導により、自分がふだんどのように他者の話しをききのがしているか、ありのままの言葉ではなく勝手に解釈して受け止めているかを丁寧に確かめることで、「聴くこと」を深く味わっていきます。
どんなプログラム?
ミニカウンセリングと呼ばれる、実際にカウンセラーを養成するために用いられる手法で、聴くことと語ることを体験していただきます。そこで行われた「聴くこと」の録音データから逐語記録を作り、聴き手と語り手の間に起こった現象をていねいに観察します。
この講座を受けると?
グループやワークショップのファシリテーション、日常的な人間関係の中で、人の声に耳を傾ける際の自分の態度やあり方に鋭敏になります。すると次第に、周囲の人々の思考や感情の流れが霧が晴れたようによく見えるようになり、日常的な人間関係が新鮮さを失っていくのは、新鮮なことが起こらないからではなく、その場に起きている豊かな出来事や存在に目を向けることができない、自分たち自身の聴く態度や存在の仕方にあったのだと気づきます。
講師:橋本久仁彦
1958年大阪市生まれ。大学卒業後は高校教師となり、アメリカの心理学者カール・ロジャーズが提唱したパーソン・センタード・アプローチに基づく「教えない授業」を10年間実践する。その後アメリカやインドを遊学し、人間同士の情緒的なつながりや一体感とともに発展する有機的な組織作りと、エネルギーの枯渇しない自発的で創造的なコミュニティの建設に関心を持ち続けている。
平成2年より龍谷大学学生相談室カウンセラー。様々な集団を対象とした非構成的エンカウンターグループを行う。
平成13年12月に龍谷大学を退職、プレイバックシアタープロデュースを立ち上げ、プレイバックシアター、エンカウンターグループ(円坐)、サイコドラマ、ファミリー・コンステレーション、コンテンポラリーダンスなど、フィールド(舞台)に生じる磁場を用いた欧米のアプローチの研究と実践を積み重ねるも、このたび、10年間の活動を終え、その看板を下ろす。
現在は、日本の新しい口承即興舞踏劇「きくみるはな す縁坐舞台」を実践する劇団 『坐・フェンス』の座長として、その様式建築に注力し、きくみるはなす縁坐村塾も開講中。ミニカウンセリングやファシリテーターのトレーニングクラスはライフワークとして継続している。 “目的を持たない生命体的集団”fence worksのメンバー。
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シリーズ講座「地域の居場所づくりと出番づくり」
「『聴くこと』を味わう2日間」
日時:2014年2月8日(土)10時〜13時、9日(日)10時〜16時
#2日間連続の講座ですので、両日必ずご参加ください。
会場:芝コミュニティはうす(芝5-13-15 芝三田森ビル2F)
対象:どなたでも
定員:10名
持ち物:筆記用具、ボイスレコーダ
申し込み方法:
以下の項目を明記の上、140208listen@gokinjo-i.jpまでEメールでお送りください。
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・氏名
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・参加動機
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※応募多数のため、申し込みを締め切りました。多くの申し込みありがとうございました。
#申し込み多数の場合は、抽選とさせていただきます。
#港区芝地区にお住まいの方、活動をされている方を優先させていただく場合があります。
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お問い合わせ:03-3578-3192(芝地区総合支所協働推進課地区政策担当)